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最近、225/45-16のリヤタイヤを使っていますが、ちょっと誤解されているようなので、書いておこう。 書いた方が、みなさんが無駄なお金を使わなくて済む可能性がありますので。
私も実際225を履いてみるまでは、タイヤは太い方がグリップする、太い方がタイムが出ると思っていました。特に私の車は結構パワーも出ていますので。
先日のタカタ運動会でも1~3位のタイヤはR1Rのリヤタイヤ225と記載されていたので、もう225を履かないと勝てないという声もあるようです。 しかし、225/45-16のタイヤを履いたらタイムが上がるかというと、上がる可能性もあるが、下がる可能性もある。どちらかというと下がる可能性の方が高いと思っています。
先日も、3位のちゃけ君は、前日のテストでリヤタイヤ205と225をテスト(どちらもフロントは205)して、運動会当日は205を使用しています。(このあたりの柔軟な頭で対応ができているところがすばらしいです。)
さらに私のタカタのベストタイムは195の時のもの。 もっと言うと、195から205に変更した人がタイムがあがったかというと、実はタイム更新できていない人がほとんどでは・・・
ただし私自身、タカタの走行回数が少ないので確かなことは言えないのですが、ホームコースの猛練では、数え切れないほどネオバでタイムアタックしていますが、実は205ー205のタイムを更新していません。 猛練本コースは、全開にできる時間が非常に短く、タイムにはタイヤのグリップ力が支配的な影響を与えるのですがそれでもタイム更新出来ていません。
で、なぜ225を使うかと言うと、ギヤ比の調整のため。本来はコースにあわせファイナルギヤを変更できればよいのですが、そんなことをするよりも、コースに合わせタイヤ径で調整した方が安上がりなためです。 安上がりついでに言うと、太いタイヤは高いから、細いタイヤにするという判断をする人がいますが、太いタイヤの方がライフが費用アップ分を超えているので、コストパフォーマンスは高いです。タイヤを細くするとその分、減りは早くなります。逆にインチアップはいきなり値段が上がるので、費用アップがライフ延長分を超えている気がします
荷重とパワー、路面により最適なサイズがあり、ロードスターでは225/45-16に必要な荷重をうまくかけられない可能性が高いです。45の扁平率が悪さをしているような気もします。50の225であれば、良いのかも。タイヤサイズよりもホイールリム幅の影響が大きいような気も。
それと細いタイヤの方が、コントロール性が高いです。走っていて楽しいです。それと当然、パワーを食われないので直線スピードは上がる。
もう少し言うと、なぜギヤ比にこだわるかというと、エンジンを壊したくないから。 私の場合、基本7200シフト、メーター読みで7500となります。いざというときに7500回転程です。 車で遊ぶのに、一番お金がかかるのは、ぶつけて壊す事、エンジンブロー、この2つは通常のランニングコストとは比較にならない程のお金が掛かりますので。これをすると何倍、何十倍のお金が必要になります。それを機会にして止めてしまう人が多いです。
タイヤはタイムに決定的な影響を与えますが、それは銘柄、コンパウンドの違いです。適切なサイズ、たぶん純正サイズの1~2サイズアップ以上は、タイムダウンする可能性があります。同じ銘柄でもタイヤサイズよりも新品度合、山の高さなどの方が影響を与えます。 ですので、タイヤテストする場合は、なるべく同じ状態のものでテストしないと意味がないです。
タカタの場合でも同じようなものではないかと思います。 AD08を買ったら、タカタでもテストしてみようかと思っています。
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【2009/03/28 11:18】
ロードスター チューニング
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